前回やられたと思われていた細菌マンは瀕死の状態で同居中のビクリちゃんが待っている我が家に帰り着いた。


細菌「ビクリちゃ〜ん、今帰ったぞー。」

ビクリ「お帰りなさい。ご飯にする?それとも寝る?」

細菌「とりあえず風呂だ。あー汗かいた。」

ビクリ「ごめんね、お風呂まだわいてないの。」


細菌「何だとお!!?俺様が疲れ果てて帰ってきたってのに風呂が沸いてないだとおおおおお!? てめえ、俺様が細菌だと思ってなめてるのか!?細菌だって風呂に入るんだこの野郎!!」

ビクリ「沸いてない物は沸いてないんです!!少しくらい我慢しなさい!この細菌!!!」

細菌「んだとおおおおおおおお!!?この野郎め!!風呂くらい早めに沸かすのが常識だろうが!!!そういえばてめえ、また食呪パンマンのプロマイドを隠し持っているだろう!!そんなもの眺めているヒマがあったら風呂を沸かせってんだよこの馬鹿女があああっ!!!」

その後、更にボロボロになった細菌が再び呪パンマンを倒しに出かけた。


細菌「ワハハハハハハ!!!この細菌ロボで今度こそ世界征服だあああ!!!」

???「やめやがれ!細菌マン!!!」

細菌「呪パンマンか!?」

呪カレパンマン「違う!!俺様は呪カレパンマンだ!!!」

細菌「こしゃくな!!!消えろ!!」

???「やめたまえ!細菌マン!!!」

細菌「今度こそ呪パンマンか!?」

食呪パンマン「違う!!ボクは食呪パンマンさ!!!」

細菌「ってちょっとまてい!!!何で呪パンマンがでてこないんだ!?」

食呪「呪パンマン君かい?彼なら有給休暇を取っているよ。それがどうかしたかい?」

細菌「有給っておめえら雇われてるのかよ!!!なめやがって!!!くらえ!!細菌ロボビイイイイイム!!」






ビイイイイイイイ!!!


だが、ビームは大きく的をはずれ、呪パンマンと遊んでいたカバ太君に当たってしまった。




カバ太「ぎょええええええええええええ!!!」

呪カレ「なっ・・・何い!!ビームに当たったカバ太君がカビになってしまった!!!」


食呪「そうか、就職難のこの時代に妙にカビ軍団の人員が多いと思っていたら、こうして仲間を作っていたのか!」

呪パン「フハハハハハハハ!!細菌の刺客かあああああっ!!!カビにはカビキラーだあああああああああっ!!死ねえええええええ!!」

カビ(カバ太)「グワアアアアアアアアアアア!!!」

呪カレ「ってアホかあ!!!そいつはカバ太だぞ!!」

呪パン「何い!?カバ太君が!!許さないぞ細菌野郎!!!今日は有給だが特別に相手をしてやる!!」

細菌「いや、でもとどめをさしたのは貴様だろうが!!!」

呪パン「だまれ!!呪パンビーム!!!」

呪カレ「くらえ!!呪カレショット!!!」

食呪「いくぞ!!食呪レーザー!!!」



チュドオオオオオオオン!!!



細菌「ん?おお!生きてる!!ロボが攻撃を防いでくれたのか!!」

食呪「フッ。だがもうそのロボは壊れて使えないぜ!降りてこい細菌マン!!」

細菌「くそっ。調子に乗りやがって!!くらえ!!細菌・・・」

呪パン「ビームか!!?」

細菌「つば吐き攻撃いいい!!!」


食呪「うわ!!汚い!ボクのきれいな顔が台無しだ!!!」

呪カレ「くっそー。なんて卑怯なんだ!」

マガ子「おい!新しい顔だ!!」

食呪「ちょうどよかった。つばで汚くなっちゃったから顔を取り替えたかったんですよ。」

呪カレ「バーカ。マガ子は将来有望な俺様に顔を持ってきたんだよ!!」

呪パン「HAHAHA!!雑魚はすっこんでろ!俺様が新しい顔で細菌をぶったおすに決まっているだろうが!!」


マガ子「誰がてめえらに顔を持ってきたって言った!?カバ太、新しい顔だ、受け取れ!!」






グシャアアアッ!!!(何かの音)






カバ太「うおおおおおおお!!!元気25倍!!カバ太君!!!」

細菌「ってありえねえええええええええっ!!!」

カバ太「カバ太パアアアンチ!!!」

呪パン「加勢するぞ!呪パアアアアアンチ!!!」

呪カレ「呪カレパアアアアアンチ!!!」

食呪「食呪キイイイイイック!!!」

細菌「ぎゃあああああああああっ!!!!!サイサイキ〜ン!!」


呪パン「世界の平和は守られた!!さらばだ!HAHAHAHAHA!!」

呪カレ「あー疲れた。無駄な時間をくっちまったぜ。ったくよお。何で俺様が細菌ごときにこんな時間を・・・ブツブツ・・・帰る!」

食呪「ボクはこれからお肌の手入れがあるから失礼するよ!それでは!!」

カバ太「ありがとー呪パンマンと呪カレパンマンと食呪パンマンー!バイバーイ。」




その頃・・・


ビクリ「あんた、また負けたの?罰として明日からお小遣い減らしますから。」

細菌「そんなああ・・・。ウワアアアアアン。」

その日、細菌家には細菌の泣き声がことごとく鳴り響いたとさ。


続く?

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